PICを使いたくない場合は、「VRAMとして用いる8KB以上(実際には、6.5KBくらいあれば十分)のRAMを備えていて、ビデオ信号を出力できる装置」であれば、代用することができます。
VRAMのアドレスは、C000H~DFFFHに割り当てています。
また、タイミング制御用に3本の信号を出力していて、これらを8255に入力する必要があります。
RE0・・・1/60秒毎に1回、32μsだけ「L」レベルになります。(負論理)
Lの時間はもう少し短くても動作します。8255のPB6に入力します。
RE2・・・VRAMへの書き込み許可信号です。書き込みを許可するときにだけ、「L」レベルになります。(負論理)
8255のPB7に入力します。
RC7・・・これもVRAMへの書き込み許可信号です。書き込みを許可するときにだけ、「L」レベルになります。(負論理)
RE2の信号だとリール回転時に書き込みが間に合わなかったので、図柄の描画専用に用意しました。
8255のPC0に入力します。RE2の信号で十分間に合う場合は、この信号は不要です。
RC7の信号を使用しない場合、PC0にはRE2の信号を入力します。
※なお、VRAMへの書き込みタイミングについて特に考慮する必要がないときは、8255のPB7、PC0を「L」レベルに固定しておけば事足ります。
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